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英会話講師になるための基礎知識 >> 英単語を音韻符号化する

この記事は MyPace English (MPE) の英会話講師向け 研修資料と 講師との対話の 一部を 抜粋・編集したものです。

英単語を音韻符号化する

日本の英語教育では、英単語の綴りや、意味の暗記は推奨されますが、その単語の発音記号を調べたり、音韻符号化を行なうことは、自主的学習の範疇に入ると言えます。

音韻符号化の符号化(= 記銘)とは、無意味な語を有意味な語に置き換えることです。 例) 円の面積を計算方法を知らない子供にとって、3.14 という数字は、意味を持たない数字(無意味)です。 そして、円の面積の産出法を理解した段階で、3.14 = パイと意味付け、記憶を置き換え、長期記憶に定着化させます。 符号化とは 言葉や 数字の意味を "覚える過程" を意味します。

そして、音韻符号化とは、(1) 無意味な単語を有意味な語に置き換え、(2) 視覚的符号化で その綴りを覚え、(3) 聴覚提示された 英単語を文字として 単語に置き換えるための 記憶作業を 言い表します。 そして英会話では、聴覚と視覚で、同等の単語識別能力を 持つことが望まれます。

つまり、リスニングが苦手な人は、視覚提示された英語の 音韻符号化ができないという (英語を聞いても その単語を想起できない)困難点をまず、克服する必要があります。

"In order to encode, the learner must take a whole word and break it down into the sounds they hear, translating the sounds into a symbolic representation, or word. "

目にした単語を、頭の中で音声化する 音韻符号化 を、学習プログラムに取り入れることにより、発音や アクセントの位置を覚えられるようになりますので、初心者の方は、ディクテーション(聞いた英文を書き取る学習法)を 取り入れると、正しい英語発音を習得する際に 役立ちます。

また、中級者の方は、英語音声を聞いて、特定の単語を、発音記号化する練習を 日課に加えると、自分の発音の間違えや、音節解釈の誤りに気付くことになります。
学校の英語授業では、意味重視の教示が主流でしたが、音声やり取りが主体の 英会話では、単語の音韻符号化の高速性と、音声の正確性が英語操作能力 全体の 流暢性を形成に 大きく貢献するのです。

まとめ

- 音と 意味の結びつきを記憶できる 音声符号化能力の 重要性を、説明できるようにしましょう。

- 英語発音を習得するためには、カタカナ発音を排除することから始める必要がある。 音韻符号化は その点でも 有益な作業です。

- 英語に於いても 音読は有効な学習であるが、音韻符号化を行わないまま 音読すると、むしろ カタカナ発音が定着する 可能性も高いことを 念頭におきましょう。